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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年05月26日

再びフィールドナインへ

4月26日、0800時

基地兵舎で待機中、ノラ一等兵、バーニ二等兵にT小隊長から召集がきた。

ノラ「ノラ、バーニ来ました」

T小隊長「ノラ、バーニ今からお前達の班は米海兵隊のトミー中佐の大隊とフィールドナインへ出撃してくれ」

ノラ「米海兵隊ですか?」

T小隊長{そうだ、海兵隊とは友軍だ今作戦に我々も協力する」

ノラ、バーニ「はい!」

KS隊員「T小隊長、海兵隊のトミー中佐が到着しました」

海兵隊大隊長トミー中佐が指揮所に来た


トミー中佐「やあ、T中尉」

T小隊長「お待ちしてましたトミー中佐」

トミー中佐「君たちがノラにバーニか」

トミー中佐「私はトミー中佐だこの大隊の指揮を取っている」

トミー中佐「こちらは陸上自衛隊の井ノ田少佐だ」


井ノ田三佐「三佐だトミー中佐」

トミー中佐「失礼、三佐」

井ノ田三佐「陸上自衛隊特殊情報作戦科の井ノ田三等陸佐だ」


ノラ「自衛隊がどうしてここに?」

井ノ田三佐「我々は自衛隊の中でも各国で共同実戦が許された極秘部隊だ、今作戦に我々も参戦する」

トミー中佐「では早速本題に入ろう、まずこれを見てくれ」

地図を広げる


トミー中佐「フィールドナインのこの地区は我々海兵隊が陣取っていたが昨夜ミッウーラン将軍の帝国軍が攻めてき一晩でこの地区は帝国軍の手に落ちた」


バーニ「海兵隊もたいしたことないの」

トミー中佐「ここは我々にとって重要な拠点の一つだ、なんとしても奪還する、井ノ田三佐」

井ノ田三佐「我々と海兵隊、821小隊で総攻撃をかけ地区を奪還するのが今回の任務だ」

井ノ田三佐「海兵隊と小隊は正面から我々は側面から叩く」

トミー中佐「それでは1000時作戦を開始する以上だ」


指揮所を後に出撃準備を始める

バーニ「せやノラ、これ見てみ」

ノラ「なんだ」


バックから銃を取り出した

バーニ「ええやろ、ある整備担当のやつにチューンしてもうたんや」

バーニ「この軽さと取り回しの良さ」


ノラ「チューンもいいが銃は大事に扱えよ。ただでさえあんたは雑な扱いだからな」

ノラ「銃は自分の子のように思えだ」

バーニ「やかましい!銃は雑にあつこうても壊れんかったら問題ないやろう」



ノラ「ああ、そうかい」

バーニ「高い銭も払ろたんやからな」

フィールドナイン某地区付近

ノラ「無線を」

ノラ「KS小隊、予定ポイントに着いた攻撃命令を待つ」


井ノ田三佐「了解した、よし攻撃開始!」


ノラ「行くぞバーニ」

バーニ「よっしゃ!」

小隊と海兵隊、自衛隊の総攻撃が始まった

帝国軍と激しい銃撃戦が繰り広げられた。



銃撃の最中

バーニ「もろたで!」

ガチ!突然バーニの銃が動かなくなる

ノラ「どけバーニ」


バーニ「アホ!耳元で撃つんやない!聞こえんなるやんけ!」

バーニ「どないなっとんねんこいつは!」

バーニ「外装パーツが取れよったうえに動かんなってしもたぞ!」

ノラ「早速イカれたか」

バーニ「こんのボケが動かんかいコラ!」

銃を叩く

バーニ「アホめが使えん銃はいらんわい」

掘り投げようとするバーニー

ノラ「おい待てよ!バーニ、そいつは俺が貰う!」

バーニ「おう持っていかんかいこないなもん」

ノラに手渡す

ノラ「だから言っただろうが」

バーニ「俺はこいつがあれば十分や」

ミニミを構え前進する


ノラ「たく」

徐々に帝国軍を追い詰め地区を制圧していく

午後1600時、帝国軍から地区の奪還に成功!

撤退して行く帝国兵

ノラ「井ノ田三佐、地区は完全クリアです」

井ノ田三佐「よし、無線を」

井ノ田三佐「トミー中佐地区の奪還作戦成功しました。」

トミー中佐「ご苦労!海兵2個中隊と自衛隊は待機、残りは帰還せよ」

井ノ田三佐「井ノ田隊、海兵A中隊、C中隊はここに待機地区の修復作業にかかれ!残りは基地に帰還」

バーニ「今回も無事に帰れたなノラ」

ノラ「お互いにな」

井ノ田三佐「今作戦の協力に感謝する」

ノラ、バーニ「はっ!」

敬礼を交わす

迎えのヘリに乗り込むノラ、バーニの班達


今日も任務を果たし帰還したKS部隊であった。  


Posted by ノラ一等軍曹  at 20:07Comments(2)

2015年05月07日

4月19日、作戦中止、部隊待機

4月12日午後1530時、敵の突撃ラッパ攻撃で大打撃を受けた部隊はひとまず前線基地に撤退をした。

基地に帰還し、銃撃戦でコーマ二等兵、コミアー二等兵は負傷し野戦病院で治療受けに一時部隊を離れた。


ノラ、バーニは二等兵から一等兵になった。



4月19日、午前0700時T小隊長から召集があり部隊は作戦指揮所に集まる
今回は再びフィールドナインへ戻り偵察任務の再開だった。

バーニ「ノラ、聞いたかベナータが除隊になりよったで」

ノラ「ほんとうか」

バーニ「おう、前線復帰は難しいらしく除隊になったんやと」

ノラ「そうか、残念無念だな」

T小隊長「みんな聞いてくれ。司令部から再びフィールドナインへの偵察任務が下った。」

T小隊長「今日の1000時作戦を開始する」

隊員「イエッサ!」

T小隊長「なお今回除隊したベナータのかわりに補充された。同じ技術兵のキャメル二等兵。」

武器科から転属されたキャメル技術二等兵


指揮所で作戦説明の最中に
突如激しい雷雨に見舞われた。


ノラ「雨が降り出したな」

T小隊長「このくらいの雨たいしたことない」

しかし雨は激しくなっていく

隊員「T小隊長ちょっと来てください」

指揮所からでる小隊長

しばらくすると小隊長が戻ってくる

T小隊長「聞いてくれ、1時間後に嵐がくる、司令部から嵐で作戦が困難だと判断した」

T小隊長「よって天気が回復し出撃命令があるまで待機だ。以上!解散!」

基地兵舎にて

バーニ「嵐で作戦中止か笑らかしよんな」

ノラ「じゃあ嵐の中任務につくか?」

バーニ「それは勘弁や」

キャメル「ノラさんにバーニさんですよね?」

バーニ「おうそうや」

キャメル「あなた方の班に入りましたキャメル技術二等兵です」

ノラ「ああ、よろしくな」

嵐の中基地の兵舎で少しの人時を過ごした。  


Posted by ノラ一等軍曹  at 16:00Comments(0)

2015年05月06日

戦地フィールドナインへ派兵

LBR前線から帰還したノラ二等兵、バーニ二等兵、ベナータ技術二等兵
3人はT中尉が率いる消耗隊第821小隊、通称KS部隊に配属が決まった。

LBR前線から一週間がたった4月12日司令部から次なる戦地に派兵が決まった

そこはキョウト最大山岳都市フィールドナイン
軍事クーデターでミッウーラン将軍の帝国軍が支配し今もなお侵攻を続けている紛争地帯である。

今回の任務は長期偵察である

0730時、第821小隊はフィールドナインへ向かう準備を始めていた。

バーニ「よう、ノラ長期偵察やってな」

ノラ「ああ、危険な紛争地帯に行くことになるとわな」

ノラ「それよりベナータはどうした?」

バーニ「あのスパイ野郎に撃たれたところが悪かったらしく今病院で入院中や」


ノラ「そうか・・・」

同時刻小隊に3名の補充が入ってきた。

お調子者のクラック二等



元ギャングの喧嘩屋、コーマ二等兵


名前と階級以外不明な謎の男、コミアー二等兵


コーマ「よう、バーニ・ロース」

バーニ「これはコーマさん」

コーマ「見ない間に・・でかくなったようだ」

バーニ「そうかい、そっちは随分とガラが悪くなった」

ノラ「知り合いか?」

バーニ「ああ、俺の悪友だ」

T小隊長「なぐさめあいなら後にしろ!早くトラックに乗り込め!」

数台の輸送トラックはフィールドナインへと向かった。


午前0930時、小隊はフィールドナイン付近に到着、野営陣地の展開を始める。

T小隊長「よし!バーニ!コーマ!クラック!ここを野営陣地にする!準備に取り掛かれ!」

3人「イエッサ!」

T小隊長「ノラ、コミアーはこの辺り周辺を偵察してくるんだ、司令部の情報は安全地帯だが念のためだ」

ノラ「はい」

午前1100時、


ノラ「敵の姿はないな」

コミアー「・・・・。」

ノラ「うん、コミアー見ろ12時正面200m先だ」


双眼鏡越しに見えた全身黒ずくめの男

ノラ「あいつはなんだ?帝国軍か?」

コミアー「殺るか?」

ノラ「いや、ちょっと待て」

コミアー「銃を持ってるぞ・・・殺ったほうがいい」


すると黒ずくめの男は何かに勘付いたのかその場を去っていった


ノラ「なんだやつは気味悪い・・・とにかく陣地に戻ろ」

コミアー「ちっ」

そのころ陣地では昼食を取っていた



バーニ「げっ見いよまた冷えた飯だ」

バーニ「おい、そっちの焼き鳥缶と取っ替えてな、こうしょっちゅう冷えた飯食わされたらたまらんわ」


コーマ「ラリってるのかお前」

バーニ「お、ノラが戻ってきよったな」

陣地に戻った二人

コーマ「よう、先輩、塩焼き鳥が煮えたぜ食うか?」

ノラ「いや、後でいい小隊長に報告してくる」

”プシュ” ビールの缶を開けるコミアー

バーニ「お~いコミアーだっけ、まだ酒の時間ちゃうぞ」

コミアー「・・・・・・・。」

しばらくすると突然突撃ラッパがあたりに響き渡る


バーニ「なんや!」

T小隊長「小隊戦闘配置につけ!敵がくるぞ!」

ノラ「バーニ1ミニミを持って来い!」

陣地は慌ただしくなった

前方からおびただしい数の帝国兵が突撃ラッパで押し寄せてきた


クラック「すげー数だぜ!」

T小隊長「撃てーー!」

小隊は一斉射撃を開始

ミニミをぶっかますバーニ



バーニ「ふはははは!かかってこんかい!ケツに鉛弾ぶち込んだる!」




帝国側はバタバタと倒れていくが
敵兵の数は衰えない

小隊も次々と戦死者続出

長時間におよぶ突撃攻撃はなんとか切り抜け帝国兵は退却をした

小隊は突撃攻撃で大打撃を受けた

ノラ「小隊長、負傷者多数、戦死者も多いです」

T小隊長「くっそ、不意をつかれた、ノラ直ちに撤退だ前線基地に戻る、負傷者をトラックに乗せろ」

ノラ「分かりました」

ノラ「バーニ、クラック手伝ってくれ」

負傷者、戦死者をトラックに乗せ
小隊はその場を後にし前線基地へと撤退をした・・・。  


Posted by ノラ一等軍曹  at 00:20Comments(2)

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