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Posted by ミリタリーブログ  at 

2015年05月06日

戦地フィールドナインへ派兵

LBR前線から帰還したノラ二等兵、バーニ二等兵、ベナータ技術二等兵
3人はT中尉が率いる消耗隊第821小隊、通称KS部隊に配属が決まった。

LBR前線から一週間がたった4月12日司令部から次なる戦地に派兵が決まった

そこはキョウト最大山岳都市フィールドナイン
軍事クーデターでミッウーラン将軍の帝国軍が支配し今もなお侵攻を続けている紛争地帯である。

今回の任務は長期偵察である

0730時、第821小隊はフィールドナインへ向かう準備を始めていた。

バーニ「よう、ノラ長期偵察やってな」

ノラ「ああ、危険な紛争地帯に行くことになるとわな」

ノラ「それよりベナータはどうした?」

バーニ「あのスパイ野郎に撃たれたところが悪かったらしく今病院で入院中や」


ノラ「そうか・・・」

同時刻小隊に3名の補充が入ってきた。

お調子者のクラック二等



元ギャングの喧嘩屋、コーマ二等兵


名前と階級以外不明な謎の男、コミアー二等兵


コーマ「よう、バーニ・ロース」

バーニ「これはコーマさん」

コーマ「見ない間に・・でかくなったようだ」

バーニ「そうかい、そっちは随分とガラが悪くなった」

ノラ「知り合いか?」

バーニ「ああ、俺の悪友だ」

T小隊長「なぐさめあいなら後にしろ!早くトラックに乗り込め!」

数台の輸送トラックはフィールドナインへと向かった。


午前0930時、小隊はフィールドナイン付近に到着、野営陣地の展開を始める。

T小隊長「よし!バーニ!コーマ!クラック!ここを野営陣地にする!準備に取り掛かれ!」

3人「イエッサ!」

T小隊長「ノラ、コミアーはこの辺り周辺を偵察してくるんだ、司令部の情報は安全地帯だが念のためだ」

ノラ「はい」

午前1100時、


ノラ「敵の姿はないな」

コミアー「・・・・。」

ノラ「うん、コミアー見ろ12時正面200m先だ」


双眼鏡越しに見えた全身黒ずくめの男

ノラ「あいつはなんだ?帝国軍か?」

コミアー「殺るか?」

ノラ「いや、ちょっと待て」

コミアー「銃を持ってるぞ・・・殺ったほうがいい」


すると黒ずくめの男は何かに勘付いたのかその場を去っていった


ノラ「なんだやつは気味悪い・・・とにかく陣地に戻ろ」

コミアー「ちっ」

そのころ陣地では昼食を取っていた



バーニ「げっ見いよまた冷えた飯だ」

バーニ「おい、そっちの焼き鳥缶と取っ替えてな、こうしょっちゅう冷えた飯食わされたらたまらんわ」


コーマ「ラリってるのかお前」

バーニ「お、ノラが戻ってきよったな」

陣地に戻った二人

コーマ「よう、先輩、塩焼き鳥が煮えたぜ食うか?」

ノラ「いや、後でいい小隊長に報告してくる」

”プシュ” ビールの缶を開けるコミアー

バーニ「お~いコミアーだっけ、まだ酒の時間ちゃうぞ」

コミアー「・・・・・・・。」

しばらくすると突然突撃ラッパがあたりに響き渡る


バーニ「なんや!」

T小隊長「小隊戦闘配置につけ!敵がくるぞ!」

ノラ「バーニ1ミニミを持って来い!」

陣地は慌ただしくなった

前方からおびただしい数の帝国兵が突撃ラッパで押し寄せてきた


クラック「すげー数だぜ!」

T小隊長「撃てーー!」

小隊は一斉射撃を開始

ミニミをぶっかますバーニ



バーニ「ふはははは!かかってこんかい!ケツに鉛弾ぶち込んだる!」




帝国側はバタバタと倒れていくが
敵兵の数は衰えない

小隊も次々と戦死者続出

長時間におよぶ突撃攻撃はなんとか切り抜け帝国兵は退却をした

小隊は突撃攻撃で大打撃を受けた

ノラ「小隊長、負傷者多数、戦死者も多いです」

T小隊長「くっそ、不意をつかれた、ノラ直ちに撤退だ前線基地に戻る、負傷者をトラックに乗せろ」

ノラ「分かりました」

ノラ「バーニ、クラック手伝ってくれ」

負傷者、戦死者をトラックに乗せ
小隊はその場を後にし前線基地へと撤退をした・・・。  


Posted by ノラ一等軍曹  at 00:20Comments(2)

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